これらを踏まえ、また事例の収集も進んでそこから見えてくるものもあり、最終的にJIS規格模様のマンホール蓋とは何かということについて小論にまとめました。タイトルもそのまんまw「JIS規格模様マンホール蓋とは何か」です。JIS規格模様とは具体的に何を指すのかを提示し、またこれを明確に定義付けました。また日本国内における汎用地紋(JIS規格模様はこのうちの一つです)のマンホール蓋について、地紋の緻密化の変容を例示し、従来の分類に加えて新たな分類を提示しました。
汎用地紋については、拙稿では地域由来型の分類をあげていますが、実際にはこれ以外にも業態別や蓋メーカー別の汎用地紋も存在します。例えばNTTの通信ケーブル用の蓋に見られるT字模様や、電力会社系に特有な「あぶく」地紋〔林 1984:123〕が挙げられます。今後はこうした汎用地紋についての収集と考察へ、研究を発展させていきたいと思っています。加えて、「JIS規格模様」=「東京市型」地紋と双璧をなす、「名古屋市型」地紋の歴史的な掘り起こしも手を付けたいところです(「東京市型」地紋の歴史的考察については、拙稿「マンホール鉄蓋における東京市型模様の成立に関する考察」をご覧ください)。
左:旧電電公社の角蓋(T字模様)、右:北海道電力の蓋(「あぶく」地紋)
ところで、こういった文章を、どこかで発表できないものかしら。発表するに値する水準
かどうかは別に検討するとしてw Webや同人誌的なものではなく、もう少しパブリックな場所で。そもそも、そこまでの需要がないかwww
おまけ:
Blogの背景画像を、自作の画像に変えてみました。雰囲気が自分好みになった(∩´∀`)∩ワーイ 正直言ってBloggerの機能にはあまり満足していませんが、とりあえずGoogle系の他サービスとの連携を考えると、当面ここで続けるのが一番効率的だなあ。