巷で話題になっている、いわゆる非実在青少年のこと。
反対意見に付いては各所で様々に議論されているから、今更ここでは書きません。おれ個人としては規制することには賛成できないけど、頭ごなしに反対ではなくて擁護できる部分もある。要は手段の問題なのではないかと。二者択一で選べと言われたら反対票を投じるけど、善悪二元論で切り捨てるのは怖い。
と、そんなおれ個人の意見はどうでもいいのです。
おれがずっと気になっていたのは、そもそも論として、「非実在青少年」という言葉そのもの。
内田樹さんが「有害」という根源的なところから明晰な言葉で指摘してたけど( http://
多分実写(三次元)の青少年に照応して非実在(二次元)という意図なんだろうなあとは推測できる。が、そういう意味で使いたいならおかしい。非実在は非・実在であり、実在に非ず。実在しない青少年は実在しないというアタリマエのことを言っているに過ぎない。哲学でいうなら「観念的青少年」というべきだし、もう少し通俗的な表現にするなら「架空青少年」とか「空想青少年」とかいうべき。おれとしては、もう一歩踏み込んで「創作青少年」という表現を推したい。だって、漫画とか小説とか、創作物での表現について特に注目した話なんでしょ? 登場人物だって創作物だ。漫画だって芸術なんだ。非実在青少年なんて訳の分からない造語をした人は、いったいなんなの?馬鹿なの?多分漫画は有害不要なモノと頭から思い込んでるんじゃまいか。
てなことをつらつら考えていたら、11月30日提出165号議案の条例改正案では、非実在青少年という表現は無くなってるのねwww
(一次資料へのポインタ: http://
# という理解でいいんだよね?
見事な空回りっぷりでした(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
0 件のコメント:
コメントを投稿