2012年3月26日月曜日

上下水道の標識はコレクター心をくすぐるのだ

上下水道の設備、マンホールやハンドホールの蓋や止水栓の類には、それがどこに設置してあるのかという標識がその付近に設置されています。他の地域ではどうか分かりませんが、北海道では冬に雪で地面が覆われてしまい見えないので、地上に標柱を立てたり、あるいはそばの建物に標識を貼って、位置を示します。

札幌市の場合は、例えばこんな物が軒先に貼ってあります。

上は分水せん、下は止水せんと水道メータの、標識からの位置が記されています。

こちらは雨水桝。ということは下水道。「水★道」とあるのが上水道で、市章だけなのが下水道なのかな?

これも止水栓&水道メータですが、最初のものと色が違います。カラフルだしヴァリエーションもいろいろ有りそうで、何だかコレクター心がくすぐられませんか?(´∀`*)

簡易仕切弁、止水せん、分水せんの三連。止水せんは口径の欄まであります。ところで、何で「栓」って漢字じゃなくて「せん」なんだろう。

こ、これはかなりのレアカードをゲット! 消火弇と制水弇×2。消火弇という表記を見るのは初めてです。鈍い銀色の煤け具合がたまらない。あ、「弇」は「えん」と読みます。大雑把に言うと蓋の意味です。

記事には載せませんでしたが、水道メータの登録番号標識も色や字体の違いがいろいろあって楽しめます。札幌在住・在勤の方々は、ぜひ近所の水道標識を観察してみてください。

おまけ、北ガスの古い標識。☆の中に北の文字が入っている、北ガス社章です。