キノコ蓋だとちょっとあんまりだしw 突出物件だとトマソンぽくなってしまうので、とりあえず突出蓋(あるいは凸蓋でもいいかも)と呼んで、ここで紹介してみます。
路面と路肩の高さが異なり、路面に蓋の高さを合わせた結果路肩側の蓋受け構造がはみ出てしまった状態です。これはまだ突出とは言えない。呼称をつけるとすれば「はみで蓋」か。
突出し始めました。仕切弁筐の上部が、じわりと縁石の上に出てきています。縁石自身も盛り上がりを見せていて、乳房のような乳首のような。
5cmほど出てきました。明らかに地面から突出し、つまずいて転びそうなレベルです。
周囲の地面が削られて蓋と構造物が取り残されているようにも見えますが、尋常な状態ではないことは間違いありません。
15cmほど伸びてきた状態。赤錆びた弁筐が雄々しい。この段階になると、もうマンホールとかハンドホールとか、とにかく「地面の蓋」という概念は全く無視されています。余談ですが、この蓋(止水栓か)は丸の中に六芒星、その中にyの字のような図案なのですが、
畑の脇を流れる水、ミズゴケ、そして突出蓋。塩ビパイプというより、もはや植物。25cmクラス。
荒寥たる大地に屹立する蓋。30cmオーバー。小さな巨人。
構造上大きな蓋が突出することは、先の大地震のような自然災害でもない限り基本的には無いと思います。でも小さな蓋だと、日常の風景に突出蓋が紛れ込んでいることがあるようです。気が向いたら探してみてください。
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