2011年8月6日土曜日

栗山町大冒険(マンホール、角田炭鉱跡、他)


今日は今年最高?というくらい暑い日でしたが、マンホールの繋がりで知り合えた、栗山町在住のころ助さんの案内で、栗山町を散策してきました(´∀`*)

ころ助さんは下水道に詳しい方なので、まずは町内のマンホールについて詳細な解説付きで案内して頂きました。



これは町の下水道管理センター内で展示されている、町内のデザインマンホールのカラー版です。写真がボケちゃった(´;ω;`) 現在町内に設置されている蓋は基本的に色無しだということですが、カラーで見ると違った雰囲気です。
また、普段見ることのできない蓋の裏側まで見せていただきました。上部に蓋の製造メーカーである田中工業のマークが入ってます。中央のFCDは、素材のダクタイル鋳鉄(Ductile Cast Iron)かと思われます。下部の96は製造年(1996)でしょうか。質問するのを忘れました(゚∀゚)

実際に設置されているのは、例えばこんな感じです。



上のカラー版でも説明板がついていますが、地区ごとに蓋の種類を変えています。

マンホールについては、ディープな話をいっぱい聞かせて頂きました。石縁の有る無しの意味、平受けと勾配受け、文字や紋章が削られている事情などなど。なかなかこういう話を伺う機会は無いので、とても勉強になりました。

さて今日行ったのは、マンホールだけではありません。一番の目玉が、ここ。



栗山にあった角田炭鉱の施設跡です。最初の2枚は原炭ポケット跡、3枚目は坑口跡です。
ここは私有地の中にあり、また現在事業に使われている土地の周囲でもあり、勝手に入ってはいけない場所にあります。今回はご好意で見学させて頂きました。原炭ポケットは、地元の方でも残っていることが殆ど知られていなかった施設跡とのことで、大きな構造物がしっかり残っています。だいぶ近くまでは寄れますが、それでも藪に阻まれます。坑口の方はかなりの藪の中で、車でかろうじて近くまで行けますが、坑口前に渓流があり、少し離れたところからの観察になります。こういうときiPhoneのカメラだと望遠レンズ的に厳しいですね。
たぶん角田炭鉱の写真はネットでもあまり見ることができないのではないかと思います。それなのにこんな写真でごめんなさい。

角田炭鉱で採掘された石炭は、原炭ポケットの手前にあった選炭施設(残存せず)を経て、専用駅から角田炭鉱専用鉄道で夕張鉄道新二岐(しんふたまた)駅へ輸送されました。



これが新二岐駅舎です。もう廃線になっていますので、駅も廃駅です。大正15年の開業当時からの建物だそうで、言われてみると確かに丸窓や中央のガラス窓、対称な概観などに大正モダンな雰囲気があります。



左は雨煙別川の取水施設。河川改修で、あと数年のうちに取り壊されてしまうそうです。
右は小川商店さんの煉瓦倉庫。妻部の装飾がシンプルだけど力強い感じに思えました。

他にも煉瓦の建物やらマンホールやらいっぱい写真を撮ってきて、大満足の一日でした。ころ助さんありがとうございました。マンホールも建物も、まだまだごく一部しか見ていないので、再訪しなくては。(´∀`*)


4 件のコメント:

  1. また来てください0-^

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  2. 再投稿です、また来てね^0-^¥

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  3. 初めまして今晩は。記事を興味深く拝見させて頂きました。本日栗山炭鉱を見にあの道を進んだのですが、立ち入り禁止の札にあえなく引き返してきた者です。こちらの見学にはどちらの許可を頂いたのか不都合がなければアドバイスお願いいたします。突然このような書き込みで申し訳ありません。

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  4. 角田炭坑が閉山した時kしょうてんのおじさんがずり山から八ミリカメラ
    で撮ったのがある 貴重な資料です

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