2011年9月1日木曜日

住友奔別炭鉱(立坑、炭鉱文字)

先月の27日、三笠フットパスというイベントに行ってきました。三笠市立博物館の周辺にある炭鉱遺産や地層遺産を歩いて巡るもので、ストーリーの提示されている街歩きです。事前にコース内の見どころをレクチャーしてもらい、また要所ではガイドもしていただきました。自分のペースでのんびり歩けて、楽しく過ごしました。

自分が一番見たかったのは住友奔別炭鉱の立坑です。道内の炭鉱遺産ではかなり有名なものですが、間近で見るとやはり迫力があります。知らないで参加したのですが、この施設はどうやら近々取り壊す予定らしく、殆ど見納めではないかとのことです。ラッキーでした。

 
左の写真は表から。奔別の字が力強い。
右の写真は斜め裏から。屋上にも木が生えています。

で、敷地内のよく分からない施設(倉庫?)に、炭鉱文字を発見しました。


1枚目が建物外観。外から見ても荒れてますが、中はもっと荒れてます。
2枚目は標語らしきもの。かなり癖のある書体です。一般的な炭鉱文字とは言えないかもしれませんが、「心」や「つ」など独特の書体が、意外に視認性を高めています。「事」の略体は定番ですね。
3枚目も標語です。よく見ると最後の行、機電係の「機」「電」が独特の書き方です。
立坑を見に行くつもりが、文字の方に心奪われてしまいましたw

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