2011年6月16日木曜日

水明公園

昨日は水明公園に行ってきました。
(市のサイトに紹介がありませんが広報誌バックナンバー(2009年6月)に記事がありました)

水明公園は、大正14(1925)年に完成した東浄水場が役目を終えた後昭和58(1983)年に跡地を公園に整備した場所です。マンホールが全て水物と言うわけではないけれど、水道関係はやはり欠かせない場所なので訪問してみました。また、市街地と東浄水場を結ぶ四条通はかつて「鉄管道路」とも称されていた通りで、市内で上水道管が最初に整備された(*1)道路でもあるため、古い蓋にも期待できるので四条通を攻めてみたわけです。

はたして古い蓋や思いがけない蓋など多くの収穫がありホクホクして帰ってきたのですが、マンホールについては別に「てつぶた」というサイトを開設してそこで公開することにしました。この日の収穫も随時そちらに掲載していきます。地味な蓋ばかりのサイトで、華やかなデザインマンホールなど皆無ですが、よければご覧ください。

さて肝心の水明公園ですが、当時を偲ぶものはわずかに残されている着水塔と湧水(一の沢水源地からの配水←市議会会議録平成6年第2定例会に記載を確認)、バルブのハンドル、制水弇くらいでした。





着水塔湧水池




制水弇ハンドル

制水弇は着水塔の傍らというか裏にひっそりと残っていました。水明公園に来る人の殆どは、建物とバルブには目が行くけど制水弇には気づかないんじゃないかなw

他にも市内には上水道関連の史跡(石碑など)があるようなので、いずれ訪れてみようと思います。

註:
*1 「最初」の上水道管整備は、東浄水場開設以前に無処理で水源から配水を始めた明治41(1908)年。

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